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ニキビに似た皮膚病に注意! [ライフ]

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マラセチア毛包炎はニキビとの区別がつきにくいそうです。

カビが体にって思うとあちこちかゆくなってきますね(TヘT)



「昔から梅雨から夏にかけて、皮膚科の患者さんは増えるものですが、

たしかに2011年以降は、大人の患者さんが増えてきているように感じます。

この時期は日光皮膚炎、毛虫などによるかぶれ、水虫、あせも、汗などによる

アトピーの悪化などの症状で来られる患者さんが多いのですが、

マラセチアと呼ばれるカビが皮膚に繁殖することで生じる皮膚病に感染する20~40代の患者さんも

ちらほら目にします」(柴田皮膚科クリニック・柴田興先生)



「マラセチア」なんて、聞きなれないカビですが、それはどのような症状を引き起こすのでしょうか?



「皮脂に棲みついている常在菌のマラセチアが毛包内、つまり毛穴で増殖し、

胸や背中、肩、上腕にニキビのようなブツブツ(紅色丘疹)や膿胞を作り、

かゆみをともなう炎症を起こします。これは『マラセチア毛包炎』というもので、

症状似ているニキビと勘違いされ、自分の判断で誤った治療をしたり、

放置したりすることが多々あります。

そのため、長期化する事例も少なくありません。

またこのカビは、胸や背中、ワキの下、首などに白色や褐色の斑ができる『癜風(でんぷう)』や、

頭皮に慢性的なかゆみやフケをもたらす『脂漏性皮膚炎』の原因にもなります。

ニキビと違って自然治癒しにくいので、このような症状が見られたら自分で判断せず、

皮膚科で判断してもらうようにしてください」(同)



「ニキビやあせもぐらいで皮膚科に行くのはおっくう」と思ってしまいますが、

その考えがトラブルを長期化させてしまう恐れもあるんですね…。

これらの皮膚病を未然に防ぐにはどうすればいいでしょうか?

「マラセチアは、汗に含まれている皮脂を好みます。

高温多湿のこの時期は睡眠中にも汗をたくさんかきますので、

朝と夜の1日2回シャワーを浴び、下着もまめに取りかえるなど

いつも以上に体を清潔に保つことを心がけてください。マラセチアによる皮膚炎には、

予防効果のある石鹸やシャンプー・リンスも少し高価ですが市販されていますので、

この時期は積極的に取り入れてもらいたいですね」(同)

カビが体のあちこちに繁殖するなんて、気持ちのいいものじゃありませんからね

。面倒と思わずに普段から肌ケアを意識した方が得策といえそうです。

(冨手公嘉/verb)
(R25編集部)

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです


マラセチア毛包炎の治療方法

ニキビの特効薬とされているものは全く効果はありません。

マラセチアに効果がある抗菌剤が必要となります。

外用薬が処方されますが、軽快が見られない場合は抗菌剤を1週間ほど服用します。

治療を始めたら、医師から許可が出るまでは、気長に治療に取り組みましょう。

耐性菌や皮膚の色素沈着を予防するため、 軽くなってきたからといって途中でやめることは

絶対にやめましょう。

また、ステロイドも好物なので爆発的な悪化を引き起こす原因にもなるそうです。

皮膚の異変は自己判断での処置はなるべく控えた方がよさそうですね。












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